3年使って分かった！エムリリーの使い心地を完全レビュー

2024.12.19

エムリリーのマットレスを買って３年が経ったので、使い心地をレビューします。

私がマットレスを選ぶ際に重視したポイント

エムリリーを買う前まで、私はカーペットの上にわたの敷布団を敷いて寝るという生活を送っていました。

敷布団で寝るのは子供の頃から慣れていたのですが、コロナ禍の運動不足のせいか、睡眠時の腰痛が気になるように。特に、腰〜お尻のあたりの綿がへたってきて、沈み込む感覚がありました。

腰痛で眠りが浅いのが悩みのタネになっていたので、長年夜をともにした敷布団とは決別し、思い切ってマットレスを買ってみることに。その際に重視したポイントは以下の3つです。

①腰に優しいこと

腰痛が気になってよく眠れていなかったので、腰に優しいマットレスであることは重要な条件でした。

②寝心地が良いこと

腰痛対策マットレスによくある「超高反発マットレス」のお試しをしたことがあるのですが、敷布団に慣れていたせいか、私にとっては硬すぎて寝心地がかなり微妙でした。寝つきや睡眠の質にも影響があったので、すぐに返品してしまいました。

③お手入れが簡単なこと

当時カーペットの上に布団を敷くスタイルで生活をしていたため、「常に敷っぱなし」にすることができない状況でした。できれば毎日、布団を畳んだり、壁に立てかけたりする必要があったので、厚みのある重たいマットレスは避けたいと思っていました。また、カビが生えにくく、お手入れが簡単なものを探していました。

④5万円以内の予算で買えること

寝具というのは本当にピンキリで、良いものを買おうとすると、平気で10万円を超えます。いくら「睡眠は大事だから」「毎日使うから」と言って、そんなに大金をつぎ込むわけにはいきません。

「5万円以内で性能のいい」コスパの高いマットレスを必死で探しました。

エムリリーってどんなマットレス？

エムリリーは、デンマークの寝具ブランドです。

マンチェスターユナイテッドの公式パートナーにもなっていて、世界のトップアスリートからも支持されているそうです。

最大のウリである「優反発」とは

マットレスを選ぶ際に、必ずと言ってもいいほど登場するのが、「高反発か低反発か」という指標ですよね。

エムリリーはと言うと、腰痛の強い見方「高反発」の上に、独自の「優反発」という素材を組み合わせたマットレスです。

「優反発」？なんだそれ・・・。私も、最初はそう思いました。

公式サイトによると、「優反発」とは、重さによって反発力が変化するものだそうです。重い部分には強く、軽い部分には弱く反発することで、直立姿勢に近い寝姿勢になりやすくなっているんだとか。

難しいことはよくわかりませんが、この構造こそ、「腰痛対策はしたい」でも「寝心地も妥協できない」というわがままな私の希望を叶えてくれるものでした。

私が購入したのは厚さ8cmの三つ折りタイプ

エムリリーの優反発マットレスには「5cm」「8cm」「11cm」の、３つの厚さがあります。

5cmのものは、既にお持ちのマットレスの上にトッパーとして敷くのに適しているようです。11cmと迷いましたが、私は三つ折りができる8cmの方を購入しました。

エムリリーを３年使って感じたメリット

① とにかく寝心地がいい！腰も痛くならない

エムリリーに初めて身を委ねた瞬間から、私はその寝心地の虜になってしまいました。

「優反発」となっている表面部分はモチモチと柔らかく、体を優しく包み込んでくれる感覚があります。エムリリーのこの包容力には、３年経った今でもうっとりさせられます。少し不眠傾向のある私ですが、この寝心地は安眠に繋がっていると感じます。

一方、その下の「高反発」部分がしっかりと体を支えてくれるので、腰が沈み過ぎることもなく、腰痛知らずです。

② 3つ折りできて、収納やお手入れがラク

私が購入した8cmタイプのものは、三つ折りができるため、狭い部屋でも場所を取らず、使わない時はコンパクトに収納ができます。

現在は引っ越してベッドフレームの上に敷きっぱなしにしていますが、引っ越しの際も自家用車で余裕で運べました。

また、マットレスが3つに分かれているため、たまに場所を入れ替えることで、負荷がかかる部分を分散させることができるのもとても良いと感じています。

③ 床置きでもベッドでも使えて汎用性が高い

エムリリーを使い始めた時は、カーペットの上に直置きしていましたが、底付き感は全くありませんでした。

現在はベッドフレームの上に置いて使っています。一般的なベッド用のマットレスよりは結構薄めですが、問題なく使えています。

④ 3年経ってもへたり・カビなし

エムリリーを購入してから３年が経ちました。今のところ、へたりやカビは一切ありません。

お値段も３〜４万円と、高いレベルのマットレスとしては比較的安価で、長く使えるため、長期的に見ればかなりコスパがいいと感じます。

エムリリーをオススメできる人

柔らかめの優しい寝心地が好きな人

超高反発のマットレスは硬過ぎると感じる方や、敷布団で寝るのに慣れている方には、「優反発」のモチモチとした、包み込まれる感覚はとてもオススメできます。

「柔らかめ」とは言っても、低反発とは違って、しっかり体を支えてくれる感覚もあり、腰痛対策もできます。

「高反発は寝心地が微妙だけど、低反発では頼りない・腰が痛くなる」というマットレス難民の皆さんにも、ぜひお試しいただきたいマットレスです。

床に直置きするマットレスを探している方（ベッドでももちろんOK）

現在はベッドフレームの上に置いて使っていますが、１年前まではカーペットの上に直置きして使っていました。

エムリリーの8cmタイプは、１枚だけでも底付き感なく使用することができた上、三つ折りもできるので、収納やお手入れも敷布団と同じ感覚でできました。

エムリリーをオススメできない人

超高反発の硬い寝心地が好きな人

特にがっしりとした体格の方などで、超高反発の寝心地が好きな方には、エムリリーは柔らか過ぎると感じるかもしれません。

とは言え、エムリリーは世界中のアスリートにも愛用者が多いので、筋肉量の多い方でも好きな方は好きだろうと思います。

分厚いマットレスを探している方

エムリリーの優反発マットレスは、「5cm」「8cm」「11cm」の3つの厚み展開です。

一番厚い11cmでも、ベッド用の通常のマットレスよりは薄めですので、20cm以上の分厚いマットレスが欲しい！という方には適していません。

まとめ

今回は、私が３年間愛用するエムリリーのマットレスの魅力をご紹介しました。

エムリリーは私にとって、モチモチと包み込んでくれるのに体をしっかり支えてくれる、最高の相棒です。

丈夫なのでまだまだ使えそうですが、今後買い替えの時期がきても、またエムリリーを買うと思います。

「高反発過ぎるのは嫌だけど、腰はしっかり支えたい」というマットレス難民の方や、床に直置きできるマットレスを探している方は、ぜひ使ってみてください。


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